Profile(受講生プロフィール)
平山佐知子
さん
北海道在住。「うちの子アーティスト養成講座」を受講し、初めて色鉛筆アートに挑戦。Instagramで目にしたリアルなペットのイラストに心を惹かれ、受講を決意しました。現在は愛猫をモデルにした作品づくりを楽しみながら、自分のペースで描き続けることを大切にしています。
Interview(インタビュー)
Outline
「絵なんて描ける気がしなかったんです。なのに今では、家族に見せたくなるような作品を描けるようになりました」
そう語ってくださったのは、「うちの子アーティスト養成講座」を受講された平山佐知子さん。
北海道にお住まいで、身近に習い事を続けられる環境が限られていた中、Instagramで偶然目にした“色鉛筆アート”の世界に心を惹かれたといいます。
「色鉛筆とは思えないほどリアルで、まるで写真のようなペットの絵だったんです。温かくて、やさしくて…。見た瞬間に“あ、これだ”って思いました」
「楽しそう」という軽やかな気持ちからのスタートが、やがて日々の支えになり心の拠り所になっていきました。
自分が好きと思えることを
平山さんは「うちの子アーティスト養成講座」を受講する前に、オンラインで和菓子づくりを習っていたこともあったそうです。
「作るのは楽しかったんですが、“誰かにふるまう”ことが前提になると、急にプレッシャーを感じてしまいました。衛生面も気になって、気軽に楽しめない自分がいました」
“ちゃんとしなきゃ”と肩に力が入るものではなく、「自分が心から好きだと思えること」を見つけたい。そんな思いが募っていた時期に出会ったのが、「うちの子アーティスト養成講座」でした。
「これなら、自分のために楽しめるかもしれない」「こんな風に描けたら素敵だな」「自分にも描けるだろうか」と高まる気持ちが抑えきれず受講を決意します。
「集中して描ける時間」が嬉しかった
色鉛筆を使うのはまったくの初めてだったという平山さん。受講当初は不安もありながら、実際に描き始めると、少しずつ楽しさが広がっていったといいます。
「絵の具と違って、描きかけで置いておけるところが良いなと思いました。途中で中断しても、また自分のペースで再開できる。そういう手軽さもありがたかったですね」
集中して色を重ねるうちに、だんだんと達成感も感じられるようになっていきます。
「きれいな色が出ると、それだけで嬉しくなって」
講座が進むにつれて、文房具店や画材コーナーでふと目に入る色鉛筆にも心が動くようになったそうです。
「やっぱり私はこの分野が好きなんだと、自分の気持ちにあらためて気づかされました」
描きたい存在が最初から心にあった
「身近で大切な存在のうちの猫を最初から描きたいと思っていました」
と話す平山さんは何を描こうかと悩むことはなかったと言います。
銀座駅での展示に参加する機会にも恵まれます。
平山さんは北海道にお住まいのため、離れて暮らす息子さんや親戚の方が代わりに見に行って『見てきたよ』と写真を送ってくれました。
「描いた絵を通じてまた会話やつながりが生まれたことも、すごく嬉しい体験となりました」と平山さんは笑顔で語ります。

本気で向き合ってくれる先生がいるから頑張れた
平山さんがこの講座で何より信頼を寄せているのがさく先生です。
「さく先生は、本当に人として素敵な方。優しいだけじゃなくて、時には叱ってくれて、ハッとさせられるような言葉もかけてくださるんです。でもそれも全部、本気で私たちに向き合ってくださっているからこそ。そんな先生の言葉は、胸に響きます」
驚いたのは、そのレスポンスの早さ。
「“先生いつ寝てるの?”って思うくらい、メッセージの返信が早いんです(笑)。ちょっとした疑問にもすぐ答えてくださるから、安心して学べました」
また、心が折れそうになったときには、先生が配信するInstagramのライブ動画が支えになったといいます。
「“とにかく描いてください。落ち込んでる暇はない!”って、さく先生がお話しされていて…。その言葉がすごく印象に残っていて、保存したその動画を今でも見返しているんですよ」
そして、学びを共にする仲間たちの存在も、大きな励みになったそうです。
「積極的に質問したりはしなかったけれど、他の方のやり取りを見て、“あ、私もそこ迷ってた”と共感できたり、“頑張ってる人がいるんだから、私もやろう”って励まされたり…。みなさん個性豊かで、無理に背伸びせず“自分のままでいられる”空気感が心地よかったですね」
これからの夢──「描き続ける」ことで、自分らしく
「やっぱり、ちゃんと描こうと思ったら、描き続けないと手が動かなくなっちゃうんです」
そう話す平山さんは、今もご自身のペースで細く長く、色鉛筆と向き合い続けています。
「毎日じゃなくてもいいから、描くことを続けていきたいですね。絵を描く時間って、自分と向き合える大切な時間なんです」
そして、ひそかに抱いている夢も教えてくれました。
「地元の方たちと集まりうちの子を描く小さなサークルのような活動ができたら良いなと思っています。描くことの楽しさを、周りの人とも分かち合えたら素敵ですよね」
自分の手で描く、というシンプルな行為を大切にしながら、次の一歩へと静かに夢を育てている平山さん。その姿からは、年齢に関係なく“好きなこと”に向かう力強さと、心の豊かさがにじみ出ていました。
迷っている方へのメッセージ
「やってみないことほど怖いことはないっていう言葉があるんですけど、本当にその通りだなって思うんです」と平山さん。
「気になっていることがあるなら、ぜひ挑戦してみてください。やってみたい、って思った時点で、きっとそれは自分にとって必要なことだと思うんです。年齢とか、経験とか、最初は気になるかもしれません。でも、まず一歩踏み出してみると、世界が広がりますよ」
絵が上手かどうかではなく、 「描きたい」と思った気持ちを大切にしてほしいです。