2025年6月15日、ラフ株式会社は新たに「着物リメイクアーティスト養成講座」の提供を開始しました。
母や祖母が大切にしていた一着に、もう一度息を吹き込み、今の暮らしの中で活かしていく——そんな想いから生まれた、完全オンラインの講座です。
「もう着る機会はないけれど、手放せない」
そんな着物が、タンスの奥で静かに眠っている。
本講座では、がま口財布や日傘、クッションカバーなど、思い出の着物を“今”の生活に活かせるアイテムへとリメイクしていきます。
針と糸、そしてスマートフォンがあれば学べる仕組みで、ミシンもパソコンも不要。
届いたその日から始められる教材キットと、LINEやグループ相談会での手厚いサポートにより、「何十年ぶりに針を持つ」という方も安心して取り組めます。
講師を務めるの松田実央先生。
和裁国家資格1級を持ち、育休中に始めた着物リメイクのSNS発信が注目を集め、現在は「やさしくて、続けやすい和裁」を伝える講師として全国で活動しています。
そんな先生が考案した「松田式使い切りリメイク術」をオンラインでも分かりやすく伝えていきます。
「祖母の着物がカビで傷んでいたとき、“もう二度と大切な思い出を眠らせたくない”と強く思った」
そう語る松田先生の想いは、多くの受講生の心を動かし、「私にもできた」「母にプレゼントできた」という喜びの声が日々届いています。
着物のリメイクは、ただの手芸ではなく、文化をつなぐ手仕事。
講座修了後にはディプロマ(修了証)の発行もあり、作品販売や講師活動、地域との連携など、学びのその先へと広がる可能性も備えています。
今、多くの着物が行き場を失い、和裁士の減少も課題となっている中、「着物を捨てずに活かす」選択肢は、SDGsやサステナブルな暮らしにもつながります。
本講座は、「技術を学ぶ」だけでは終わりません。
「想いを形にする」「自分の人生をもう一度動かし始める」——そんなきっかけとなる新しい学びの場です。
誰かの大切な記憶が、次の誰かの暮らしをあたためるように。
一人ひとりの“やってみたい”を、これからも応援してまいります。
プレリリースはこちら
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000141757.html