薬膳×腸活×料理の独自メソッド

──まずはお名前と講座のご紹介をお願いします。

小林
薬膳腸活スペシャリスト養成講座の小林基子です。
薬膳と腸活を組み合わせて、そして料理を教える講座をやっています。

──講座の特徴について教えてください。

小林
薬膳単体とか腸活単体の講座はたくさんあると思うんですが、
薬膳と腸活を組み合わせている講座はほとんどないと思うんです。
それに講座で薬膳や腸活の知識をつけただけだと、
なかなかそれを使って食すところまで行かないじゃないですか。
薬膳も料理ですから、食べることによって健康になれるので、
料理を組み合わせて、薬膳的にいいこと、腸活的にいいことというのを教えた上で、
それをさらに料理にして食せるところまで教える、という講座になってます。

──自分で薬膳料理を考案できるようになるんですか?

小林
考案できます。
自分でレシピも作れるようになります。

──それはおもしろいですね。

小林
ありがとうございます。
食のプロになれる講座

──講座はいつから開始されたのですか?

小林
去年の7月に開講しました。もうすぐ1年ですね。

──現在、受講生さんは何名ぐらいいらっしゃいますか?

小林
60人を超えましたね。

──どういった方が受講されているのでしょうか?

小林
食のプロになれる養成講座です。
料理代行とか、あとカフェを開設したいという方、
自分のケーキやお菓子なんかを販売したい人。
それから食の発信者になって、インフルエンサーなりSNSで活躍したい人、みたいな感じです。
あとはもう一般的に自分の健康に気を使いたいからっていう感じの人が半分ぐらいですね。

──年代や性別などはどの様な感じですか?

小林
全員女性です。
男性も受講生のリストには入ったことあるんですけど、
やっぱり来なかったですね。
年齢は40代から60代という感じでしょうか。
前に30代の方もいらっしゃっいましたけれども、主に50代から60代の方だと思います。
講座運営へのキャリアチェンジ

──小林先生は薬膳や腸活の専門知識はどのように身につけられたのですか?

小林
元々薬膳専門でやっていたわけではなくて、
私は料理代行っていうものをしていました。
お客様のお宅に行って料理をお作りする仕事を主にやってたんですけど、
料理代行を頼む人って、健康的に食事をしたいけど自分では時間がない、
自分ではできないっていう人なんですね。
健康に気を使わない人は別にUberとか惣菜やお弁当を買えばいいわけじゃないですか。
そっちの方が手間がかからないんで。
だけどやっぱり健康的に食べたいけど自分じゃできないっていう人のところで作るということで、
より、食に気を使わなきゃいけないっていうのがあるんです。
それで健康的に食べられる方法というのを学ぶところから、
薬膳の方に辿り着いたという感じですね。

──料理代行からオンライン講座に転換されたきっかけは

小林
料理代行って、フリーランスでギャラは良いのですが、
お客さんからお客さんのところに渡り歩くみたいな感じで、結構立ち仕事なんですよね。
私自身、料理代行をやってる時はすでに55歳だったので、
今後体力的に厳しくなってくるなと思ったんです。
今はいいけど、あと10年後の65歳になった時にこの仕事をやり続けるのは厳しいなと思い、
なにか料理に関することをオンラインでやれないかなと考えていました。
それで結果的にラフさんの元でオンライン講座を始める流れとなりました。
SNS発信から講座成功への道のり

──講座立ち上げまでの集客活動について教えてください。

小林
この講座をラフさんと共にやるとなってから、
インスタグラムをやりましょうとアドバイスがあり、始めました。
それまで一切インスタグラムをやったことも見たこともなかったんですが、
講座立ち上げまでに1年ぐらいあったので、
そこでインスタグラムは結構頑張りました。
それからフォロワーがだんだん増えていき、
ちょうど講座を立ち上げるぐらいの時には1万人になったんです。

──インスタグラムでは最初どのような発信をされていたんでしょうか?

小林
最初は食に関するトークリールを発信していました。
例えばこういう砂糖は使わない方がいいよとか、
この油使った方がいいよ、みたいなトークリールをしていたんですけど、
全然誰にも見てもらえなかったんです。
これはだめだと思い、それから料理をするリールに切り替えたんです。
その料理も料理代行時代に培った、
独自の切り方や独自の保存方法など、色々な知識があったんですが、
そういうことは多分一般の人は知らないだろうなと思い、
それをリールにし始めたら結構反響があったんです。
それから再生が結構伸びましたね。
サポート体制の重要性

──講座の立ち上げと運営にあたって、サポート体制はいかがでしたか?

小林
もう全然ですね。
やっぱり1人で立ち上げるのは無理ゲーだったなと思います(笑)
まず自分は動画講座を作らなきゃいけないんですよ。
もうそれだけで半年間があっという間に過ぎてしまいました。
私も集客はなんとか出来ていましたし、
インスタを回しながら講座を作るまではやれていたんですが、
そこからの販売や営業、広告など、それらをラフさんにやってもらえたから、
その他のことに専念出来ていた、という感じでした。
私は自分1人では本当に無理だったと思います。

──実際に立ち上げて見て分かったという感じですか?

小林
事前に色々と教わっていましたけど、
でも実際自分で講座を持ってみて初めて分かったことが結構多かったなと思います。
やりながら分かっていったという感じでした。
繋がりを大切にしたコミュニティ運営

──受講生さんとはグループで教えられたりするのですか?

小林
グループコンサルっていうのが月に1回あるんですが、
そこで受講生全員集まって教えるというよりも、
横の繋がりを持ってもらいたいなというのがあるんです。
1人1人発表してもらって「今どの辺やってるの?」
「じゃあそこらへんやってるんだったら、こういうことやった方がいいよ」
みたいなアドバイスをしたり、
「何かあったら言ってくださいね」などそういうような感じでやってます。

──盛り上がっていますか?グループコンサルの効果はいかがでしょうか?

小林
結構盛り上がってますね。
横の繋がりはすごくあって、
受講生もやっぱり動画講座だから1人じゃないですか。
だからグループコンサルがあったことで、
自分もなんか頑張れたみたいに言ってる人が多いんです。
特に女性は、そういう所が大事だと思います。
卒業生の活躍と今後の展望

──今後の講座の展開について教えてください。

小林
まず受講生はたくさん入ってきて欲しいんですが、
今の時点で優秀な人たちがたくさんいて、今その人たちを稼がせたいなと思っています。
彼女たちの単発レッスンとかを、
私のインスタグラムでオーガニックで売っていこうかなっていうのは考えていて、
そうすると受講生の成果にもなるし、私も少し利益があるということもありますし。

──生徒を稼がせたい、いいですね

小林
はい、そう思っています!

──優秀とはどのようなことですか?

小林
お菓子など、私も食べさせてもらったんですが、
めちゃくちゃ美味しいなって思ったりするんです。
あとは麹のスペシャリストの人もいて、
麹って麹調味料をお店で買ってきて家で作るのは結構簡単なんですが、
麹から作ったりする、そういう麹職人みたいな人もいたりしますね。。
インスタライブを毎日やってる人とかもいますね。
他にも色々な専門家がたくさんいます。
料理代行を始めた人も実際いて、もう稼いでる人もいます。
これからお弁当屋やりますとか、本当にカフェをやって今お店探してますっていう人もいます。

──卒業生とのその後の関係はいかがですか?

小林
もっともっとそうやって動いてもらいたいなと思うから、
私は卒業生にも積極的に声をかけてます。
その場で終わっちゃうともったいないじゃないですか。
もっともっとみなさんに活躍してほしいです。
小林先生プロフィール
薬膳スペシャリスト養成講座主宰。
料理代行の経験を活かし、
薬膳×腸活×料理を組み合わせた独自のメソッドで講座を展開。
多くの卒業生が食のプロとして活躍している。