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43年越しの父との約束をついに…!オンライン講座で身につけたお花絞りケーキ

INTERVIEW

「美味しいけど顎が疲れるケーキだね」と言われた小学生時代の思い出。長年離れ離れになっていた父親に、ついにお花絞りの技術で美しいケーキをプレゼントすることに...。そんなあやせさんに、お花絞りパティシエ養成講座での経験や学びについて語っていただきました。

あやせすみれ

お花絞り養成講座受講生

──最初に、あやせ すみれ さんの普段のお仕事や活動について教えていただけますか?

あやせ

フリーランスで難聴者用のテレビ字幕を作る仕事をしています。

──お菓子作りやお花とは全然違う仕事をされているんですね。

あやせ

そうですね、まったく別の仕事です。

レッスン探しの旅
技術の高い秋山先生から習える本講座に辿り着く

──以前からお花絞りの世界はご存知だったのですか?

あやせ

はい、コロナ禍の時にお花絞りと出会いました。
コロナで仕事がなくなりお休みになってしまった時に、空いた時間に何かできないかなと探していたんです。
そんな時「そういえば、私はお菓子を作るのも食べるのも好きだったな」とふと思ったんですね。

──最近お菓子は作っていらっしゃらなかったんですか?

あやせ

はい、そうです。
しばらく食べる専門になっていたんですけど、作る時間がやっとできたので、お菓子を作りたいなと思いました。

それで可愛いお菓子を探していたらお花絞りのお菓子に出会って、すごく感動したんです。

もともとお花も好きですし、こういう綺麗なお菓子を自分で作れるようになりたいなと思ったのがきっかけですね。

──最初はどのようにお花絞りを学ぼうとされたんですか?

あやせ

コロナ禍だったので外に出られなくて、お花絞りの本をAmazonで買ってそれを見ながら練習していました。

あんこも取り寄せてYouTubeも見ていたんですけど、なかなか思い通りにならなくて…。

──独学では難しかったんですね。

あやせ

そうなんです。
そんなこんなしているうちにオンラインレッスンを行っている教室も出てきたので習ってみました。

その後コロナでも動けるような状況になってきたら、近くで対面でレッスンをやっている先生を見つけてそこで習うようになりました。

──秋山先生のオンライン講座を受ける前に、違うところでレッスンを受けられていたんですね。
それはいつ頃ですか?

あやせ

2020年頃ですね。

でも半年くらいは本を買って見ているだけでした。
どうやったらいいのかわからなかったというのもあって、ずっとやっていなかったんです。

ですから本格的に始めたのは2022年頃だと思います。

──本講座に出会ったきっかけはどのようなものでしたか?

あやせ

インスタグラムです。
この講座を受講するまでの間ずっと色々なところで習っていました。

その間もインスタグラムにお花絞りのオススメがどんどん出てきていたんですが、それでこの講座を知った形です。

その頃は自分でもたくさん絞っているので見る目も養われていたと思うんですが、他の先生の作品よりも秋山先生の絞っているアジサイが本当に可愛くて、「これは絶対に絞れるようになりたい!」と思ったんです!

──他の先生の作品と秋山先生の作品はやはり違いますか?

あやせ

もう全然違います!
私、目だけは肥えていますから(笑)

でもアジサイだけではなくてどの作品も本当に素晴らしいんですよ!
それで先生の作品を見ているうちに、だんだんと先生から直接お花絞りを習いたいと思うようになりました。

本当は福岡まで習いに行きたいと思ったんですけど、DMで「習いたいです」という連絡をしたら、「もうすぐオンライン講座を始めるのでそちらの方がいいと思いますよ」と勧められたので受講した、という経緯です。

作品紹介
対面レッスンで気づいた新たな課題

──本日は対面レッスンをされたみたいですが、どんなお花を絞られたんですか?

あやせ

バラとアジサイです。
大好きな2つの花を絞りました。

#作品解説
題名:「バラとアジサイのバタークリームケーキ」
こだわり:大好きな花を選択
特徴:講座に入るきっかけにもなったアジサイを沢山絞る
いい色味が出たと本人も納得した作品

──作品が出来上がってみていかがですか?

あやせ

バタークリームだとなかなか難しいなと思いましたが、色はいい色が出たと思います。

──対面でやってみて一番学べたことは何ですか?

あやせ

デコレーションの仕方です。
絞るだけじゃなくて飾ることも考えなきゃいけなかったんだというのが、また新たな課題ができた感じです。

──その課題は今後クリアできそうですか?

あやせ

できます!
頑張ります!

──今日のケーキはどうされる予定ですか?

あやせ

自分へのプレゼントと、家で待つ子供に食べさせてあげたいと思っています。

父との約束を果たして
43年ぶりの特別なケーキ

──今までお花絞りで作ったものを他の方にプレゼントされたことはありますか?

あやせ

ありますね。
職場で辞めてしまう人や、お礼やお誕生日などで結構プレゼントしてきました。

──特に印象に残っているプレゼントはありますか?

あやせ

父にプレゼントした時です。
実は去年、43年間行方不明で探していた父親に会えたんです。

──そうなんですか!?

あやせ

はい、父と別れた頃、私は小学4年生でケーキ作りにはまっていました。

でも泡立て器がなかったので手で作っていたんです。
そんな作り方ですからカチカチのケーキしかできなくて、デコレーションも星の口金しかなかったので綺麗なお花は絞れませんでした。

下手くそでカチカチのケーキを父にいつも試食してもらっていて、「美味しいけど顎が疲れるケーキだね」なんて言われていました。
「絶対上手くなるから待っていて」と言っていたんですが、事情があって別れて暮らすことになったんです。

それで43年ぶりにやっと会えた父にちゃんとした柔らかいケーキをプレゼントして、可愛くて素敵なお花を絞ったものを食べてもらえたんです。

──素敵なお話しですね…。
お父さんはどんな反応でした?

あやせ

「美味しい」と一言、言ってくれて…。

それから「今度は赤い花を絞ってきてね」とリクエストまでくれたんです(笑)

──長年の約束が叶ったんですね。

あやせ

はい、本当に嬉しかったです。

ゼロからの人でも絶対できる!
オンラインだからこそ得られる濃密なレッスンで腕を磨く

──あやせさんは今どちらにお住まいなんですか?

あやせ

横浜です。

──横浜ですと対面レッスンはなかなか難しいですね。

あやせ

はい、そうですね。

──実際、オンラインで受講するのはどうでしたか?

あやせ

そうですね、対面レッスンじゃないと上達しないんじゃないかという思いが少しあったんですけど、実際は対面よりも手厚く教えてもらえるなと感じました。

──どういったところでそう思われましたか?

あやせ

半年間の期間が決まっているんですけど、毎日1回質問できるというところが本当に良かったと思います。

──毎日質問できるというのはいいですよね。

あやせ

そうなんです。
お花絞りって一足飛びに上手になるものじゃなくて、日々ちょっとずつしか上達しないものだなと実感していたんですね。

ですから先生との1問1答ではないですけど、質問したら「ここを直して」というのを毎日積み重ねていくレッスンは私にはとても合っていました。

──オンラインだからこそ上達できた部分もあるということなんですね。

あやせ

そう思います。

──本講座のオンラインレッスンを受けてよかったと思うところはありますか?

あやせ

他の教室では、最初にあんこの練り方から教えてくれるところがなかったんです。

──そうなんですか?

あやせ

はい、そうなんです。
それだけではなく道具の使い方も詳しい説明がなかったんですよ。
でもこの講座では先生が動画で詳しく説明してくれているのが助かりますし、本当に親切だと思いました。

──確かに、それは助かりますね。

あやせ

そうですよね。
これならゼロからの人でも絶対にできるなと思いましたし、自分も人に教える時に「こんな風に伝えればいいんだな」という教え方まで勉強できて本当にありがたかったです。

──オンラインレッスンを始める時に不安はありませんでしたか?

あやせ

全然ありませんでした。
秋山先生に絶対習いたいと思っていたので、この講座に申し込んで卒業できたら対面でレッスンを受けられるということで「絶対行くぞ!」と意気込んでいました。

グループチャットが繋ぐ仲間との絆

──レッスンで大変だったことはありましたか?

あやせ

絞りができなくて結構大変でした。

3週間くらい一向に成長しない時期があって、毎日絞っても上達せず、先生に「もう少しですよ、もう少しですよ」と言われるんですが、そのもう少しが永遠に続く感じで心が折れました。

「もうやめた方がいいのかな」と思った時期もありましたが、なんとか克服できました。

──心が折れた時はどうやって立ち直ったんですか?

あやせ

先生が心配して「大丈夫ですか?」とフォローしてくれたんです。

そこで「そんなに心配されるほどの雰囲気だったんだな」と気付かされました。

それにグループチャットが盛り上がっていて、そこで皆さんが毎日作品を出しているのを見て「私も出さなきゃ」と思わされるんです。
そのおかげでもう一度やろう、という気になれました。

──先生と仲間のおかげで立ち直れたんですね。

あやせ

はい、そうですね。

──グループチャットが盛り上がっているとお聞きしましたが、実際どんな感じですか?

あやせ

ライバル心ではないんですけど、皆さん本当にお忙しい中で親の介護とか仕事とか、いろんな事情を抱えながらやっているのが分かっているので、そんな中で言い訳はできないなと思わされました。

「半年しかないんだから、その間に卒業しなきゃ」「一緒に卒業したい」と思いながらやっていました。

──グループチャットのおかげでモチベーションを保つことができたんですね。

あやせ

そうなんです。
他の人の絞りも上手だったりすると「私もこんな風に絞りたい」と思いますし、それに先生と他の方のやり取りを見て自分も改善したりできるところも良かったです。

──気づきが得られるということでしょうか。

あやせ

そうですね。

──仲間とのやりとりの中で特に嬉しかったことはありますか?

あやせ

あります!
自分が合格した時に、皆さんがお祝いのメッセージをくれたんです!

──それは嬉しいですね。

あやせ

はい、こんなにみんなに「おめでとう」と言われたのは結婚式以来なかったので、本当に素直に嬉しかったです。
「こんなに祝福してくれるの?」と興奮しました(笑)

誰もが働ける「場」を目指して

──今後お花絞りでどんなことをしていきたいですか?

あやせ

自閉症の息子がいるので、障害のある方と関わる機会がとても多いんです。
そういう方が一緒に働けるような場所を作りたいと思っています。

また、私はシングルマザーで子育てをしているので、働きたくても働ける場所や時間が限られている人がたくさんいることを知っています。
そういう人のための働く「場」をお花絞りで作れたらいいなと思っています。

──最後にこれからお花絞りを始めようか迷っている方へ向けてメッセージをお願いします。

あやせ

迷っているなら、ぜひチャレンジしてほしいと思います。
まずはやってみることが大事です。

もし本当にゼロからの方だったら、絶対に秋山先生に習ってほしいと思います。
私は変に本やYouTubeで学んでしまったので変な癖がついてしまい、それを取るのが大変でした。

初めての方こそ、秋山先生から良い情報を得て習うのが一番の近道だと思います。

あやせ すみれさんプロフィール

フリーで難聴者用の字幕を作る仕事をしている。
秋山先生のアジサイの絞りの技術の高さに感動し本講座を受講。
長年離れ離れになっていた父親に43年越しのケーキをプレゼントする。
お花絞りで誰でも気軽に働ける「場」を作ることを目指している。

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